銅のワインカップができました。
またまたうっかり投稿をさぼってしまいました…(^_^;)
相変わらず制作の毎日です。
あれもこれもとやる事が山積みで、気が急いでしまいますが・・・。
制作するときは落ち着きが大事・・・と思いながら慎重に作っています。
とある日、ふと銅でワインカップが作ってみたいなあーと思いまして。
さっそく材料を切って、せっせと金槌でたたき絞り、ようやく形が完成しました。
何度も火で焼き鈍しては、金槌でたたき・・・すこしづつ形を作っていきました。
個人的に、私は食器が大好きでして・・・。
ついつい気に入ったカップやお皿などを見つけると、集めてしまったりします。
アンティークの器なんかも大好きです。
そんな大好きな食器だからこそ、使い心地や安全性などはどうか?形に狂いはないか?などなど・・・
あまりに神経質に考えてしまうので、今まで自分で作った金属の器などは販売をしてきませんでした。
販売するには、私の技術はまだまだ至らないのではないかと・・・自信がなかったのです。
でも最近、仕事をしていてふと気が付いたのですが。
以前よりも作るのが早くなってきたし、かなり正確に形を作れるようになってきたと自分で感じることが増えてきました。
少しは自分の技術を信じてもいいのかも?と思えてきたし、人に見てもらったらとても好評をいただけて。
すごく自分が固定観念みたいなものに縛られていたようにも思えてきました。
展覧会を通してお客様に作った食器を見ていただき、そこでまた色々な気づきがあるかもしれない!とも思いました。
なので今後の展覧会では、少しづつ金属の食器たちも制作してお披露目できるように頑張りたいと思います!
どんな仕事においても「自信を持つ」「自分を信じる」ことはとても大切なことだと、作品を作っているときはいつも考えさせられます。
自分を信じているつもりでも、時々どこか信じられなくなってしまうときもあります。
人間ですから、、、まだまだ修行が足りませぬ。笑
作品制作に向き合っていると、そんなことをよく考えてしまいます。