「月がみてた」について
新たにオルゴール作品が完成しました!
ぼんやりと頭に浮かんできた風景…はやく形にしたくて、毎日せっせと作業しました。
もうすぐ名古屋での展示が始まります。
そちらで初お披露目です!お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。
名古屋での展示詳細はコチラ➡「ジェイアール名古屋タカシマヤ」出展のお知らせ
今回のオルゴール作品についても、想いやテーマだったりを書き綴っておこうかと思います。
作品タイトルは【月がみてた】です。
よろしければお付き合いください~。
【月がみてた】
誰もいない夜の公園で
ひとり楽器を奏でる
歌をうたう
ビルの陰から
月がそっと見守っている
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なにかを一生懸命にする。
がむしゃらに頑張ってみたり、すこし自分に無理をしたり。
集中したり、物思いに耽ってみたり。
自問自答してみたりする。
そうしていると、ふと自分がひとりぼっちになって、とても孤独になったような気がする。
誰かと一緒にいても、たった1人になったような気分。
そんな時は自分自身を見つめてみたりする。
大切な誰かのことを想ったりする。
自分をあたたかく見守ってくれる存在や応援してくれる人を思い出したりする。
「誰かがそっと見守ってくれているかも」
それは自分自身かもしれないし、家族かもしれないし友人かもしれない。
または、数分数秒の時間を共に過ごした人かもしれない。
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日頃から作品制作や展示活動などをしていると「ひとりで仕事をしている」という感覚が強くなります。
(実際に”作業する”という部分はひとりなのですが。)
でも、自分がこの仕事を出来ていることや続けられている事って「ひとりじゃないから」だと思っています。
この作品の”月”のようにそっと見守ってくれている存在が居てくれるからだと思います。
活動を通して出会った方々や、身近な人だったり自分自身だったり。
感謝の気持ちを込めて、また私自身も誰かのそんな存在になれていたらいいなと思います。
そんな想いでこの作品を制作しました。